新年モードは過ぎ、令和7年という文字にも馴染んできた今日この頃ですが、
今年、みどりのみゅーじあむのスタートを飾った展示会とイベントについてご紹介します。
「お正月を飾ろう」
松井鴻さんの表現する「しめ縄」の世界。
私たちが玄関につけるしめ縄飾りの由来や種類の紹介のほか、
古民家の古い火鉢を配置したり、どんぐり達が遊ぶ木立のオブジェがあったり、
道具や自然に八百万の神が見え隠れする世界観が表現されています。
また協会職員も来園者さんに遊んでいただく、お正月遊びを作って設置ました。
おせち料理のおままごと
ドングリゴマ
手作り凧の貸し出し
小品盆栽山草会の筒井先生からはお正月らしい松竹梅の盆栽を出展していただきました。
ミニイベントでは書初めならぬ、「にがおえ書初め」で初笑い。
誰かの顔を思い浮かべて、こどもはそのまま、大人はアイマスクで目隠をして描いてもらいました。
入賞作品をご紹介
理事長賞
近々結婚される息子さんがおられるお母様が、息子さんの婚約者のことを想って書かれた作品です。
福笑いを模してアイマスクをしながら描かなくてはいけないという趣旨にもかかわらず、
将来娘になられる方のことを頭に描きながら表現していただきました。
息子さんと婚約者さんのことを大切に想う気持ちが伝わってくる作品です。
将来はいい親子になっていただくことを我々も願っています。
みどりのみゅーじあむ賞
今回の趣旨に賛同していただいて描かれた絵の中で、一番細部まで丁寧に表現された作品です。
この作品を見た人が、この絵の中の少女が描いたのだと想像できるものになっています。
次はこの絵の少女が、公園内を元気いっぱいに走り回っているところが見たいです。
カンツバキ賞
生まれてすぐに目が不自由になられたお孫さんとご自身を描かれました。
初めてアイマスクをして筆を持つ体験をされ、お孫さんを思い
さまざまな感情が溢れてきたと語って下さいました。
お孫さんはお琴をはじめさまざまな才能を開花され、今、大学生活をエンジョイされているそうです。
最後に、こども達の描いた「にがおえ書初め」を紹介して終わります。
みんなお父さん、お母さんが大好き!